「e-Bike」と呼ばれる電動スポーツ自転車が、欧州のスポーツバイク市場で大人気です。

そのブームの波がいよいよ日本にも押し寄せてきましたが、電動スポーツ自転車のおすすめはどんなタイプでしょうか。

出典元:産経ニュース 「電動化」で世界市場に反転攻勢

簡単に言えば、電動スポーツ自転車は、電動アシスト自転車のスポーツタイプです。

電動アシスト自転車は、急な上りの坂道も電動アシストで快適に登ることができることや、バッテリーと自力の組み合わせで効率よく運転できることが、そのポイントです。

電動アシスト自転車の国内市場規模は2017年度で約64万台。

そのほとんどは軽快車、いわゆるママチャリで、スポーツ車はまだ2%程度にとどまっています。

しかしながら、電動スポーツ車の需要は世界中で高まっています。

パナソニックサイクルテックの吉田哲也スポーツバイク推進課長は、

「欧州では電動MTBの伸び率が大きく、(スポーツ自転車市場の)25%まで拡大したと推定される」

と説明します。

同社もこの成長領域を狙う戦略で、

「国内で21年までに電動スポーツ車の市場規模を2倍に拡大したい」

と意気込んでいるそうです。

 

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電動スポーツ自転車おすすめは?その前に、3つのチェックポイント紹介

日本の自転車産業は戦後から1980年年代にかけて、高品質と低価格で国内外の市場を席巻しました。

ただ90年代以降は、台湾や中国勢に押されて衰退の一途をたどり、多くの完成車メーカーや部品メーカーが姿を消していきました。

しかし近年、欧州を中心に電動スポーツ自転車がブームとなり、日本メーカーに再びチャンスが訪れていると言います。

サイクリングが盛んな欧州では、中高年のサイクリストらが電動タイプを買い求め、市場を活性化しています。

こうした動向を受け、パナソニックをはじめヤマハ、シマノが電動駆動ユニットの生産を拡大しつつあります。

日本が誇る電子制御技術や、日本企業のブランド力を生かして海外市場に乗り込み、電動自転車部品に参入したドイツ自動車部品大手ボッシュや、中国の新興勢力との間で激しい販売合戦を繰り広げている、というわけです。

さて、電動スポーツ自転車のおすすめを知りたいところですが、その前に、3つのチェックポイントを紹介します。

その1:自転車の重量や取り回しの具合を購入前にチェック

出典元:GetNavi web スポーツタイプの「電動アシスト自転車」を比較!

車両自体の質量や取り回しの重さは、購入前に店頭などで要確認。

室内持ち込みまたは駐車スペースへの移動は、実生活の中で保管方法に合わせて無理のないものを選びましょう。

その2:利用する目的や場所、使用頻度を考慮してタイプ確認

出典元:GetNavi web スポーツタイプの「電動アシスト自転車」を比較!

走行シーンや目的、使用頻度に合致したモデルを選ぶのが基本です。

市内移動ならミニベロ、10㎞未満の街乗りならクロスバイク、林道ならMTBを選択しましょう。

その3:長期的に見てコストパフォーマンスが高いバッテリーを選択

出典元:GetNavi web スポーツタイプの「電動アシスト自転車」を比較!

リチウムイオンバッテリーは充電回数が増えるにつれて劣化も早くなるので注意が必要です。

バッテリー容量が大きければ航続距離が延びるだけでなく、コスト面にもメリットが出るので、そこもチェックポイントとしましょう。

 

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坂道を快適に、バッテリーも重要、用途に適したタイプを見つけること

電動スポーツ自転車を含む電動アシスト自転車は、アシスト機能により坂道を快適に運転することができます。

それ以上に、自転車選びにおいて、バッテリー容量は必ずチェックすべきポイントです。

バッテリーの改良は著しく、その方式も「鉛バッテリー」→「ニッケル水素バッテリー」→「リチウムイオンバッテリー」と進化し、数年前に発売された同価格帯の電動アシスト自転車と比べると容量は倍近く増えていることもあります。

しかも、充電を繰り返せるバッテリー寿命も格段に延びているので、何世代も前の型落ちや中古品を買うよりも新しいものを求めるほうがお得です。

2008年の法改正によって人力とアシスト力の比率が「1:1」から「1:2」に変更されていることからも、古い電動アシスト自転車を選ぶメリットはありません。

安いからといって中古を買ってしまうことは避けたいところです。

ほんの少し前までは8Ahを超えていれば大容量と言われていたバッテリー容量に関しては、一時、20Ahというバッテリーを装備したモデルも登場しました。

しかし、バッテリー容量が大きくなると価格も跳ね上がることから、最近は15~16Ah程度が主流となっています。

一般的な使い方であれば、10Ah以上の容量があれば1週間は充電しなくても走行できるので、容量を重視するよりも使用用途にあったバッテリーと自転車のタイプを見極めましょう。

 

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軽快な走りとカッコよさが人気、電動スポーツ自転車おすすめは?

「e-Bike」と呼ばれる電動スポーツ自転車、近年は車体に専用のアシストユニットを搭載したモデルが続々と登場しています。

バッテリー出力は一般の電動アシスト自転車と同等ですが、e-Bikeのアシストのフィーリングはより自然で、アシストに唐突な感じがしないのが特徴です。

これから電動アシスト自転車を購入するなら、e-Bikeを選ぶほうが、より満足を得られるのではないでしょうか。

1.ヤマハ「YPJ-ER」

軽快な乗り心地とスタイリッシュなデザイン、発売後、注目を集めたロードバイクベースのe-Bikeです。

初代モデルは「YPJ-R」(2015年発売)。

その後、フラットハンドルを備えたクロスバイクタイプなどラインアップを拡大しています。

現行モデルの「YPJ-ER」は、「アシスト力を最小限にすることで、軽快な走りを実現する」ことをコンセプトとしたYPJ-Rとは異なり、大容量バッテリーでラクに長距離を走れるようになりました。

YPJ-Rのなんと5倍以上の容量となるバッテリーを搭載し、航続距離は最大242kmにアップ(YPJ-Rは48km)しました。

バッテリーが重くなった分、車重が増加したので、アシストのパワーも強力になりましたが、より制動力の高い油圧式のディスクブレーキを採用し、乗り心地のよさにも配慮しています。

スタンダードモードで111kmのアシストが可能なので、普段乗りだけでなく休日には日帰りのツーリングなど遠出も可能です。

出典元:価格.comマガジン 《2019年》人気の電動アシスト自転車!

●「YPJ-ER」のスペック
・タイヤサイズ:700×35C
・バッテリー容量:13.3Ah(36V)
・アシスト最大距離:242km
・シフト段数:外装20段ギア
・充電時間:約3.5時間
・重量(S/M/L):19.6kg/19.6kg/19.8kg

適応身長154cm~の「S」、165cm~の「M」、170cm~の「L」の3サイズがラインアップされています。

 

2.BESV「JF1」

「JF1」は、フラットなハンドルを装備したクロスバイクタイプです。

バッテリーがフレームと一体化した電動アシスト自転車らしくないデザインですが、アシスト可能距離は最大111kmというスペックが魅力です。

また、スピードや走行距離などを表示するディスプレイは日本国内初となるフルカラー液晶です。

画面が表示が切り替わる際のギミックを効かせた液晶の動きもユニークです。

そんな見た目が特徴的な「JF1」ですが、「スマートモード」という走行モードが特徴的で、ペダルを踏む力に合わせてアシスト力がシームレスに調整されるため、いちいち走行モードを変えなくても最適なアシストをしてくれる優れた仕組みになっています。

出典元:価格.comマガジン 《2019年》人気の電動アシスト自転車!

●「JF1」のスペック
・タイヤサイズ:700×35C
・バッテリー容量:7Ah(36V)
・アシスト最大距離:111km
・シフト段数:外装10段ギア
・充電時間:約3.5時間
・重量(XS/M):16.1kg/16.2kg

「XS」と「M」の2種類のサイズが用意されています。

 

3.パナソニック「XM1」

「XM1」は、国産初となるマウンテンバイクタイプのe-Bikeとして2017年に登場しました。

雨の日でも制動力の変化が少ないディスクブレーキや衝撃吸収の高いサスペンションを前輪に装備しており、オフロード走行も十分可能です。。

スムーズでパワフル、未舗装の山道をすべらずに登っていけるアシストは、実際に乗って実感する価値があります。

さらに、XM1は舗装路を長距離走っても疲れにくい設計になっているのもポイントです。

快適に街乗りできる性能なので、普段は足として利用し、休日はアグレッシブに遊びたい人におすすめです。

 

出典元:価格.comマガジン 《2019年》人気の電動アシスト自転車!

●「XM1」のスペック
・タイヤサイズ:27.5×2.2インチ
・バッテリー容量:15.4Ah
・アシスト最大距離:78km
・シフト段数:外装10段ギア
・充電時間:約3時間
・重量:21.8kg

電動スポーツ自転車は、ブレイクの予感がムンムンします。

自転車としては高価な買い物ですが、値段はずいぶんとお手頃になってきました。

さあ、百聞は一見にしかず、乗ってみなけりゃわからない、ですよね。

 

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