先月、コカインを使用したとして麻薬取締法違反の容疑で逮捕されたピエール瀧(52)が4日、勾留先の警察署から保釈されました。

出典元:スポニチアネックス 医師の診察を受診予定のピエール瀧被告

ミュージシャンとしてデビューしながら、ここ数年は俳優としての才能が開花し、NHKの朝ドラにも連続して出演、現在放送中の大河ドラマ『いだてん』でも重要な役を演じていた彼の逮捕は芸能界に大きな衝撃を与えました。

しかし、擁護する声が多いなど、これまでの芸能人の逮捕劇とは違った反応が現れています。

ピエール瀧への同情の声が多い理由、近々治療方針が決定するとされる近況や更生への道筋を探ってみましょう。

 

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ピエール瀧に擁護の声が多い理由は? キャラクターや逮捕のタイミング

ピエール瀧は3月12日に逮捕されましたが、売れっ子だけに、その影響は大きなものでした。

大河ドラマ『いだてん』は撮り直しが決まり、NHKは『龍馬伝』『あまちゃん』など、過去の出演作のオンデマンド配信を停止しました。

静岡朝日放送のレギュラー番組『ピエール瀧のしょんないTV』は打ち切りになり、5月公開予定の映画『居眠り磐音』は代役を立てての撮影となりました。

もちろん、電気グルーヴのコンサートは中止、出演していたCMもすべて差し替えられています。

ところで、清原和博氏、ASKAなど、スポーツ界や芸能界の有名人が違法薬物で逮捕される事件は珍しくありませんが、瀧の逮捕に対する世間の反応は少し違っている感じがします。

これまで有名人が逮捕された際には、猛バッシングに晒されるのが常で、有名人を擁護しようものならその人まで非難されることが多々ありますが、ピエール瀧の場合は同情の声が多いように見受けられるのです。

「いつかまた良い演技を見せて欲しい」

「ちゃんと薬断ち切って戻ってきてほしい。頑張れ」

「あれだけの才能と人柄だもの。罪を償って復帰して欲しい」

と、同情的なコメントがネットには次々と登場し、4日に保釈された際には、ファンから「頑張れ」「前科があってもへっちゃら」などと温かい声も飛んでいます。

ベテラン芸能記者の石田春男氏は、

「理由の1つは、ピエール瀧のキャラクターでしょう。

例えば清原和博氏の場合、“番長”などと呼ばれる悪童キャラだっただけにアンチも多かった。

その点、ピエール瀧はお世辞にも“いい人キャラ”ではなく、むしろ危なっかしい感じが魅力になっていたため、意外性が少なかったのだと思います」

出典元:ピエール瀧に擁護の声出る理由、過去の薬物逮捕者と違いは?

と分析しています。

また同氏は、逮捕劇について、“タイミングのよさ”もあったと語っています。

「ここ数年、不祥事を起こした芸能人が猛バッシングに遭うケースが相次いでいますが、世間もいい加減、そういった風潮に嫌気がさしていたタイミングでピエール瀧が逮捕され、配信停止や公開中止などの処置が行われたことで、これまでほとんど出なかった『作品に罪はない』という意見が出始めました。

そういう意味では、“たまたま潮目が変わる時期に逮捕されたのがピエール瀧だった”というのが、正解なのかもしれません」(石田氏)

出典元:ピエール瀧に擁護の声出る理由、過去の薬物逮捕者と違いは?

ピエール瀧には今後、莫大な賠償金の返済という大きな壁が待ち受けることになりますが、しっかり更生して社会復帰が叶えば、再び芸能活動で稼いで返済するチャンスが訪れるかもしれません。

 

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ピエール瀧、 近々医師の診療、治療方針決定、裁判までに更生の道筋を

8日、ピエール瀧が1、2週間以内に医師の診察を受け、治療方針を決めることが分かりました。

これは、担当弁護士が取材で明らかにしたものです。

入院治療を視野に、初公判までに更生の道筋をつけるとみられています。

担当弁護士は

「治療法は現段階でまだ決まっていない。

診察を1、2週間の間に受けて、その結果を基にして裁判までに治療方針を決める」

出典元:スポニチアネックス 医師の診察を受診予定のピエール瀧被告

と説明しました。

ピエール瀧被告は長期間、常習的に違法薬物を使っていたとみられることから、更生施設や医療機関に入っての治療で薬物依存症脱却のプログラムを組むとみられています。

出典元:「刑務所か精神病院か死ぬか」ピエール瀧被告を待つ治療

薬物依存脱却については、違法薬物を使用した罪などで有罪判決を受けた清原和博氏が先月6日、依存症啓発イベントに出席し、そこで自身の体験を語っています。

「薬物というものは一時的に止められてもやめ続けることは自分自身では非常に難しいことだと思います。

近くにいる人の理解があれば、いま自分が苦しいんだ、つらいんだと言える環境があることが一番大きいことだと思います」

出典元:「刑務所か精神病院か死ぬか」ピエール瀧被告を待つ治療

と、家族や友人の支えが必要だと訴えました。

ピエール瀧は4日、400万円の保釈保証金を支払い、警視庁東京湾岸署から保釈されました。

「誠に申し訳ございませんでした」と30秒間、頭を下げました。

保釈身元引受人には夫人がなっていて、ピエール瀧と離婚するつもりはないと、親しい友人らに語っているそうです。

ピエール瀧と夫人、二人三脚で薬物依存脱却へのいばらの道を歩んでいくのでしょうか。

 

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ピエール瀧被告に、盟友の石野卓球は「死刑じゃないの?」とツイート

電気グルーヴ」の石野卓球(51)は、ツイッター上の瀧被告が保釈されるという投稿に

「え~!?死刑じゃないの?」

とコメントしました。

また、湾岸署前に集まった報道陣の写真に「アイツこんなに人気あったの?」と投稿しました。

さらに、保釈金は石野が払うのか、という一般ユーザーからの質問に、「韓国紙幣でね」と返信。

瀧被告の自宅から見つかった、コカインの吸引に使用したとみられる韓国紙幣にかけた皮肉です。

1991年にメジャーデビューした「電気グルーヴ」、現在のメンバーは石野と瀧の2人のみ、今も国内外で根強い人気があります。

石野にとって瀧被告は「盟友」でもありますが、突き放すようなツイートを連発するのは、なぜなのでしょうか。

「2人は静岡市内の違う高校に通っていたけど、高校時代からの友人。

卓球のツイッターの投稿はネタ。

昔から、なんでも茶化す人だったから」(音楽誌ライター)

「2人の関係はいい。CDも出し続けているし、仲はいいですよ。

ピエールは大河ドラマにも出演する俳優として活躍し、卓球はDJとして大人気。

ちなみに大手事務所所属のDJは、一晩で1000万円以上のギャラがつくほど、稼げてしまう。

たんなるビジネスパートナーとしての『電気グルーヴ』なら、とっくに解散していたでしょう」(音楽関係者)

一方では、石野の対応に批判の声も上がっています。

「海外から卓球が投稿する文言は、『悪ふざけが過ぎる』と批判的に報じたワイドショーもあった。

そんな声を受けてなのか、卓球は日本時間で4月8日の明け方、ツイッターを辞めることを宣言。

奇しくもこの日は、瀧の誕生日でした。

また、覚せい剤取締法違反でASKAが逮捕されたとき、Chageがお詫びコメントを出したのと比べると、軽すぎる印象があるのは事実。

ただ、あえて自分に注目が集まるようにしたのでは」(芸能担当記者)

「瀧は人づき合いがいいほうではないが、卓球は瀧を信頼しきっていた。

『電気』の音楽面は卓球が担っていたが、一般向けのエッセンスを、瀧がうまく加えていた」(音楽事務所関係者)

あるインタビューで石野はこう語っていました。

「高校生のころに始めたときの、瀧に喜んでもらいたいというのが、僕にとってのこのバンドなんです」

そして、瀧被告の逮捕後、石野は腕に「電」とタトゥーを入れたそうです。

なんとなく不器用な感じも漂う、二人の男の友情ですね。

ピエール瀧、薬物依存からの脱却が叶い、心身ともに健康になってファンの前に復活して現れてくれる日を望みます。

 

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