13日、島根県の竹島周辺で、韓国軍が防衛訓練を実施しました。

韓国は、竹島を「独島」として不法占拠していますが、日本は領有権を主張する立場を一貫しており、出口の見えない紛争が続いています。

出典元:外務省ホームページ 竹島問題の概要

竹島問題の解決の糸口は全く掴めず、領有権争いの行方は見えない状態です。

韓国軍の発表では、韓国政府が「韓国固有の領土だ」と主張する島根県の竹島および周辺海域で、韓国の海軍や空軍、海洋警察などが参加して13日から2日間の日程で定例訓練を行うことになっています。

訓練は何者かが島に上陸しようとするのを阻止する想定で行うもので、韓国メディアは、海軍の駆逐艦のほかP3C哨戒機やF15戦闘機などが投入されると報道しています。

何者かが島に上陸、というのは、まさか日本人が対象ということでしょうか?

いずれにせよ、日本人の感情を逆なでする想定の防衛訓練を行うようですね。

 

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竹島で韓国軍が防衛訓練、日本は中止を求め抗議

韓国軍によれば、訓練は14日にかけて実施され、軍艦や航空機が参加する定例訓練だとしています。

第2次大戦中の強制労働をめぐる韓国最高裁の判決、いわゆる徴用工訴訟問題などで、日韓関係が極めて悪化している中での訓練実施は、予測できたとはいえ、日本のさらなる反発を呼ぶのは避けられない状況です。

韓国軍の防衛訓練について、日本政府は韓国に抗議し、訓練の中止を要請しました。

菅官房長官は、

「竹島の領有権に関するわが国の立場は一貫しており、全く受け入れられず極めて遺憾だ。

韓国側に対して、外交ルートを通じて直ちに強く抗議を行うとともに、訓練の中止を求めている。

昨今、日韓関係に否定的な韓国側の動きが相次いでいることは大変遺憾だ」

と不快感を示しました。

出典元:FNNニュース 韓国軍が防衛訓練 きょうから竹島周辺で

菅官房長官の「大変遺憾だ」という言葉、常套句に成り下がって効き目がなくなってきた感がありますね。

 

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出口の見えない日本と韓国の領有権争いの行方

韓国軍による竹島とその周辺海域での訓練は年に2回行われており、今年の6月にも2日間実施され、日本政府が韓国政府に「竹島は歴史的にも国際法上も日本固有の領土だ」として訓練の中止を求めていました。

しかし、日韓外相が12日に電話で緊密な意思疎通を確認したばかりであるだけに、日本政府関係者は

「あきれるほど無神経だ。日韓関係が危機的状況にあることが分かっていない」

と語っていました。

10月以降、日本企業に元徴用工への賠償を命じる韓国最高裁判決が相次いだ上、韓国政府が元慰安婦を支援する財団の一方的解散を発表するなど、日韓関係は悪化の一途をたどっています。

日韓問題と言えば、竹島、慰安婦、徴用工、この3つの問題が日替わりでメディアを賑わせています。

また、国民のSNSへの書き込みを見ても、日本と韓国の関係は良くなる気配がない今日この頃です。

 

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竹島問題、日本と韓国の言い分、海外の反応は?

竹島について、外務省が作成した動画を以下に紹介します。

日本の主張は、そもそも日本は江戸時代より竹島を漁業を通じて領有権を確立していた、というものです。

さらに、1905年、政府は竹島の島根県編入を閣議決定したことによって、日本固有の領土を確認しました。

韓国の主張は、もともと独島(=竹島)は韓国のもので、1905年に日本に奪われた、というものです。

日本は平和的な解決として国際司法裁判所、つまり2国間で話し合っても結論は出ないし、きりがないので第三者に決めてもらおうと提案しますが、韓国側は拒否し続けて今に至っています。

また、日本を仮想敵と見る訓練に、複数の海外メディアから、外部勢力は本当に日本なのか、日本が武力を行使することはありえないなど、疑問を呈する声が浮上しています。

フィナンシャル・タイムズ紙は、

「これまで日本と韓国を火の海にすると脅してきた北朝鮮に対する軍事訓練を韓国がやめ、このタイミングで日本の脅威に目を向けることは、二重に困惑させられる」

「日本が武力を使ってこの問題を解決することはありえない」

という、ある日本の外交官の言葉を紹介し、日本からの攻撃に備えるという目的は、真面目なアナリストならおよそ信じることはないとしています。

アジア・タイムズも、日本の竹島侵略はほぼ起こらないと見ていて、韓国が日本に不信感を抱き厳しい態度を取る理由は、日本の植民地時代が歴史上もっとも暗黒の時代だったと教育されてきたからだと指摘しています。

アメリカは、中国と北朝鮮への地域的な対策として、民主的な同盟国である日韓の関係が親密になることを期待していますが、韓国には全くその気がないと同紙は述べています。

そして、韓国の保守派の政治家が、日本との公式な同盟関係はどんなものであろうと政治的に不可能だと述べたことを伝えています。

つまり、竹島での訓練の目的は現実的ではないし、日本としては嫌がらせを受けているだけとしか思えないわけで、海外メディアもそれがわかっているということですね。

きっと、韓国もそのつもりだけでやっているのかもしれません。

日韓関係を悪化させる火種は竹島だけではなく、慰安婦、徴用工もあり、日本が、どれか一つを取り上げようとすると、韓国が別の問題に火をつけて邪魔するので、バラして片付けることも難しい感じがします。

しかし、隣国同士、協力し合える関係をそろそろ考えていかないと、国際化に遅れを取ってしまうのではないかと心配です。

日韓関係は、次の世代に送らず、今の大人が何とか片付けるべき問題の一つだと思います。

 

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