アメリカのトランプ大統領は、自らフェイクニュースを発信したのでしょうか、それとも真実でしょうか?

トランプ大統領は15日、ホワイトハウスで行った記者会見で、北朝鮮が以前のようにミサイル発射実験を行わなくなった実態を根拠にして、「安倍総理大臣からノーベル平和賞に推薦された」と表明しました。

出典元:ハフポスト 「安倍首相からノーベル平和賞に推薦された」と自慢するトランプ氏の発言 米メディアはどう見たか?

トランプ大統領は記者会見で、政権発足前は「戦争突入目前だった」対北朝鮮関係が、「現在はミサイル発射や核実験もなくなった」と外交成果を強調しました。

さらに、「安倍首相から、彼がノーベル賞委員会に送ったすばらしい書簡の写しを渡された。『日本を代表しあなたを平和賞に推薦する』とのことだった」と述べました。

ところで、ノーベル財団によると、2019年のノーベル平和賞の候補は304、そのうち219が個人で、85が組織とのことで、発表は10月に行われます。

推薦人と候補者は、50年間公表されないとのことですので、推薦人を明らかにしたこと、それも推薦を受けたトランプ大統領本人から、というのは異例のことです。

トランプ大統領の今回の表明、自分が候補者として正式に名前が上がっていない時点で、推薦人が誰かを明かした上でそれをアピールすることは、常識的な行為とは思えません。

なにか狙いがあるのでしょうか。

トランプ大統領に安倍首相がゴマをすったように見えるだけで、日本にメリットがあるとは考えにくい発言ですよね。

 

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トランプ大統領、自らフェイクニュース? 安倍首相がノーベル平和賞推薦

トランプ大統領は、

「日本の安倍首相からは、彼がノーベル委員会に送ったというすばらしい書簡の写しをいただいた。

日本を代表して私をノーベル平和賞に推薦したと話してくれたので、私は『ありがとう』と伝えた」

と述べて、安倍首相からノーベル平和賞に推薦されたと明らかにしました。

そのうえでトランプ大統領は、

「安倍首相が5ページにわたる美しい書簡をくれたのは、なぜだかわかるか?

かつて日本は上空をミサイルが飛び交い、頻繁に警報が鳴っていたが、今、彼らは安全を実感している。

それは私が北朝鮮と話をつけたからだ」

と述べ、自分が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と首脳会談を行い、地域の緊張が緩和されたことを安倍首相が評価したためだという認識を示しました。

これについて、ワシントンの日本大使館は、

「トランプ大統領の発言は承知しているが、両首脳間のやり取りについてはコメントは差し控える」

としており、事実関係について明言を避けているようです。

実際のところ、どうなのでしょうか?

まさか、トランプ大統領、自らフェイクニュース発信ということはないですよね。

 

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トランプ大統領、 安倍首相がノーベル平和賞推薦、海外メディアの反応は?

さて、海外のメディアはどのように報道しているのでしょうか。

アメリカのワシントン・ポスト紙は、

「トランプはノーベル賞に推薦されたと言うが、本当に日本の安倍が?韓国の文ではなくて?」

とタイトルに疑問符を2つ並べ、

「トランプ大統領の言葉に、その場にいた大勢が驚いた」

と報じています。

「安倍首相とトランプ大統領の間には強い絆があるが、トランプの北朝鮮の金正恩氏への働きかけに関してはしばしば対立していた」

として、83%が北朝鮮が非核化することを信じていないとする日本の世論調査結果も紹介しています

「ホワイトハウスもワシントンの日本大使館も、トランプ氏の発言に対してのコメントには応じなかった」

とも伝えています。

また、USA TODAY紙ではトランプ大統領が、

「北朝鮮はもはや核の脅威ではないと述べたが、独立系のアナリストたちはこれを疑問視している」

と指摘しているようです。

さらに、イギリスのガーディアン紙も、

「韓国の文在寅大統領も北朝鮮との交渉開始はノーベル平和賞に値すると称えたという」

と、文大統領に言及しています。

このように、安倍首相ではなく韓国の文在寅大統領が推薦したのではないか、との見方は、2018年4月30日に行われた韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩氏との南北首脳会談について、文大統領が、

「トランプ大統領がノーベル平和賞を受賞するべきだ」

と語ったと伝えられているからと言われています。

トランプ大統領は、アジア人同士とはいえ、安倍首相と文大統領の見分けがつかないということになれば、とんだ赤っ恥をかくことになりかねません。

実際のところは、どうなってるんでしょうね。

 

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トランプ大統領のウソや誤解を招く主張、政権発足2年間で8000回以上に

先月22日、アメリカのトランプ大統領が就任以来、2年の間についたウソや誤解を招く主張は、8000回以上にのぼるとアメリカのワシントン・ポスト紙が報じました。

出典元:日テレNEWS24 トランプ大統領の「ウソ」8000回以上に

1月20日で就任から2年を迎えたトランプ大統領が、この2年間でついたウソや誤解を招く主張の回数をワシントン・ポストが集計したところ、8158回にのぼることが分かったそうです。

これにはツイッターへの投稿も含まれています。

特に、政権2年目にはウソのペースが急増し、1年目は1日あたり平均5.9回だった割合が、2年目は16.5回とおよそ3倍に増えたとのこと。

最も多かったのは不法移民対策に関する発言で、1433回に上るそうです。

一方、まったくウソの主張がなかった日は2年間でわずか82日で、そのほとんどは大統領がゴルフをした日だった、と皮肉交じりに報じています。

すなわち、トランプ大統領からしてみれば、今回の騒ぎも、日本の首相と韓国の大統領を間違えたところで、ちょっとしたミス、という感じになってしまうのかもしれません。

そのときは、安倍首相からトランプ大統領に思いっきりツッコミを入れてもらいたい!

「チョットー!チョット、チョットー!!」

ザ・タッチのフリでお願いします!(若い人にはわからないかもですね、^^)

一方で、安倍首相が本当に推薦していたら、残念な気持ちになる国民が少なくないと思います。

個人的には、フェイクニュースであってほしいと思う次第です。

 

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