卓球界の若き有望選手、早田ひな、左利きで身長を活かした強烈なスマッシュが特徴です。
早田ひなは、福岡県出身の18歳、世界卓球ランキング30位(2018年11月度)、日本選手では8番目です。
伊藤美誠と早田ひなが組むダブルスは「みまひな」と呼ばれ、ワールドツアー主要大会で優勝するなど話題となっています。
彼女は、福原愛が引退したばかりの女子卓球、新たなヒロイン候補として期待されるひとりです。
もっとも、彼女はジュニアの早い時期から、伊藤美誠、平野美宇と一緒に将来有望と期待されていましたが。
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早田ひなは左利き、身長は何cm?彼女の特徴とは
早田ひなの特徴は、まず左利き、サウスポーであることです。
左利きと言えば女子では石川佳純、男子では水谷隼が世界のトップ選手として有名です。
サウスポーは卓球に限らず、他の競技でも有利と言われることが多いですよね。
卓球において、球の出どころがイレギュラーな左利きの選手は、右利きにとって戦いにくい相手です。
ちなみに彼女、普段の生活は右利きだそうですが。
もうひとつの特徴、彼女の身長は166cm、日本の女子選手としては高い方の選手です。
長いリーチを活かした守備範囲の広さや、繰り出される強烈なスマッシュは大型選手ならではの持ち味です。
最新の試合結果によれば、東京・日本国技館で行われたTリーグ、名古屋vs日本生命、第2試合のシングルス、早田ひな(日本生命)は、世界ランキング8位の鄭怡静(名古屋)を破る金星を挙げました。
鄭怡静は、Tリーグの海外選手の中でも最も格上の選手です。
勝利した早田ひなの急成長ぶりが伺えます。
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早田ひなの強烈なスマッシュをわかりやすく解説
早田ひなの左利きの長いリーチから繰り出される強烈なスマッシュを、初心者にもわかりやすく解説します。
彼女のプレースタイルは、シェーク攻撃型と呼ばれています。
卓球には様々なプレースタイル(戦型)があり、プレースタイルごとに用具や得意な技が異なります。
他には、シェーク異質型、ペンドライブ型、カット主戦型、表ラバー速効型、ツブ高攻守型などがあります。
現在、世界のトップ選手の多くはシェーク攻撃型で、他に比べて攻撃的なスタイルです。
シェーク攻撃型の特徴は、フォアハンドとバックハンドの両方からのドライブ(ボールに前進回転をかける技術)攻撃です。
ラケットの両面にラバーを貼ります。
彼女は、ラケットに他の選手よりも硬めのラバーを貼って、ボールに強くスピンをかけたり、ボールのコントロールが効きやすいように工夫をしています。
持ち前のパワーにスピンやコントロールが加味されて、彼女の強烈なスマッシュが生まれる、というわけです。
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早田ひなは身長と左利き強烈スマッシュがUSP
「みまひな」としては、ワールドツアー主要大会の2018ドイツオープンで、昨年に続いて2連覇を達成するなど、世界においても最強コンビと呼ばれるようになりました。
”みまパンチ”で有名な伊藤美誠は150cmの右利き、プレースタイルは異質攻撃型、早田ひなとの身長差は16cmです。
早田ひなの左利き、シェーク攻撃型との組み合わせは、世界に通用するだけでなく世界を凌ぐダブルスコンビへと成長を遂げました。
もうひとり、同世代としては平野美宇がいます。
平野美宇のプレースタイルは、高速ラリースタイル、三人三様です。
シングルスにおいては、早田(世界ランキング30位)は、どうしても伊藤(同7位)、平野(同9位)に後れをとっているように見えてしまいます。
しかし早田ひなのUSP(強み)は、身長が高くてリーチが長いこと、サウスポー(左利き)であること、そこから繰り出す強烈なスマッシュです。
彼女より小柄で、同じ左利きの大先輩として、石川佳純(同3位)がいます。
身長やリーチの長さなど体格で上回る早田ひな、もっと上を目指して、さらなる活躍を期待します。
日本の女子卓球では、彼女を含む10代のトップ選手が次々と台頭しています。
2年後の、2020東京オリンピックがとても楽しみな、メダルが期待される種目ですね。
応援しましょう!
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